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腎臓がん

腎臓は、腰のちょうど上、背骨の両側に二つあるソラマメのような形をした器官です。腎臓がんは、尿を作り、造血ホルモンや血圧調整ホルモンを分泌する臓器である腎臓にできる腫瘍のことをいいます。成人の癌の約3%を占め、男性が腎癌になる割合は女性の2倍です。
また、分類としては他にも50歳以上に多い悪性腫瘍と小児に発生するウィルム腫瘍があります。腎臓がんでは、遺伝的に発生しやすい家系があることが確認されています

腎臓がんの症状としては、無症候性血尿、疼痛、側腹部の腫瘤などが、進行がんにおいて認められます。最近は画像診断の普及により、人間ドックや他の疾患の治療中に偶然発見される患者さんが増加しています。
また、発熱、体重減少、食欲不振、貧血などの尿路外症状として発見される場合もあります。

腎臓がんの検査
超音波検査:放射線被爆がなく簡単に受けられ、腎腫瘍の発見には有用な検査です。がんかどうかの質的診断には困難な場合もありますが、腎嚢胞や腎血管筋脂肪腫などの良性疾患の鑑別にも威力を発揮します。

CT検査:腎臓に腫瘤が疑われる場合、最も診断力のある検査です。画像診断で腎がんであるとの診断が可能なだけでなく、リンパ節転移の有無や静脈内の腫瘍塞栓の有無などが診断できます。

腎臓がんの治療は、がんが腎臓の外に転移していなければ、腎臓とリンパ節を手術で取り除くことで、治る見込みは十分にあります。
腫瘍部分と隣接する正常組織の縁だけを取り除き、腎臓の残りの部分は残すこともありますが、進行によっては、腎臓全体を取り除かなければならない場合もあります。

がんが腎静脈や心臓に血液を運ぶ太い大静脈に広がっていても、腎臓から離れた部位には広がっていない場合、手術で治る見込みはあります。ただし、腎癌は初期に広がる傾向があり、特に肺によく転移します。

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